☑️史学科卒におすすめしたい就活で役立つ資格について解説

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これは史学科あるあるなのですが史学科は
①入試が難しい
②卒業するのが難しい
③就職するのが難しい

の三重苦に悩まされるのは多くの史学科卒の共感を得られるのではないでしょうか。

今回の記事では史学科を志望する受験生に知ってもらいたい現実と就活前に取得しておきたい資格について解説していきます。

入試を突破するのが難しい

これは文学部のなかでの偏差値ではなく、日本の大学全体をみた時に偏差値の高い大学にしか史学科がないということです。

文学部自体が偏差値が比較的高い大学にしかない場合がほとんどですし、あっても学科が少なく史学科がありません。

卒業するのが難しい

史学科には学校によりますが、わたしの出身大学は2万字の卒業論文が課せられていました。

単位が不足していることもありますが、卒業論文がネックとなり卒業できなかった人は一つ上の世代が1人、同期で2人いました。

卒業論文は早くから論文や史料集めなどの準備をしっかりしておきましょう。

就職が難しい

悲しいことに史学科では取得できる資格が少なく、教員・学芸員・司書資格は取得できますが、いずれも給与水準が高くなかったり、見合っていなかったりの職種ばかりです。

もちろん民間に就職する人はたくさんいますが、商学・経済系の学部の人たちは就職に有利な資格を取得している人たちが多いので、この人たちと競争するのは大変厳しいです。

そこで史学科でも自身の努力次第で取得できて就活の資格欄に書けるおすすめの資格を◯つ紹介したいと思います。

MOS(Microsoft Office Specialist)

まずはじめに紹介するのがMOS(Microsoft Office Specialist)です。

公式サイト:https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html

こちらはMicrosoft社が運営する公式の資格でWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの操作技能について客観的に証明してくれます。これらまとめて1つの資格ではなくそれぞれ取得する必要があります。

希望する職種によりますが、文書を作成する機会が多いならWord、経理などお金を計算する機会が多いならExcelから取得するのがよいのではないでしょうか。

全国一斉試験と随時試験とあって、随時試験なら最寄りのパソコンスクールで自分の好きな日に受験できます

日本漢字能力検定(2級以上)

日本漢字能力検定

2級は高校卒業程度のレベル設定です。履歴書に書いても恥ずかしくない級が2級になります。

大きなプラス評価になることはありませんが、文学部であれば比較的簡単に取れると思いますので、時間のあるうちに取得しておきましょう。

TOEIC

【公式】TOEIC Program|IIBC
IIBCが運営するTOEIC 公式サイト のトップページです。TOEIC Program(英語テスト事業)、書籍・出版、グローバル人材育成を事業展開するIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が運営するサイトです。

公式ホームページによれば新入社員に期待するスコアは535点、人気業界なら600点というスコアが基準になります。

調べたところ、大学でで受検するTOEIC IPテストも履歴書に書いても問題ないようです。もし上記の535点以上であれば書いてみてもいいと思います。

英検

英検(実用英語技能検定)|公益財団法人 日本英語検定協会
英検(実用英語技能検定)の公式ウェブサイトです。受験の申し込みや試験日程・検定料・過去問題の閲覧、合否の確認ができます。高校・大学への入試優遇や単位認定優遇、英語教育に従事される団体・学校関係者の方向け研修・セミナー情報もご覧ください。

英検ですと履歴書に書ける級は2級以上です。2級は漢検と同じ高校卒業程度に難易度設定されています。

ただし2級はセンター試験の得点力でみると150点以上が目安となりますので、苦手な人には難しいのではないでしょうか。逆にいえば2級を取得している人は高校レベルの英語をしっかりと身につけていることが証明できます。

ニュース時事能力検定

ニュース時事能力検定(ニュース検定、N検)は、新聞やテレビのニュース報道を読み解き、活用する力(時事力)を養い、認定する検定です。時事力とは、現代社会のできごとを多角的・公正に理解・判断し、その課題をみんなで解決していく礎となる総合的な力(知識、思考力・判断力など)です。大きく変動し、先行き不透明な時代に、人生を切り開くために不可欠な力です。

公式ホームページより

新聞社や出版社などメディア系の職種に就きたいと考えている人におすすめです。

 

 

 

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