学芸員の募集情報ってどこで探せばいいのか最初は戸惑うと思います。ですが安心してください、有志が作った掲示板や企業が提供するサービスにも学芸員の募集情報は掲載されています。
今回の記事ではわたくしも使っていたサイトやサービスを5つ紹介します。
注意⚠️していただきたいのはどれか一つを見ていれば良いわけではないという点です。
どのサイト•サービスにも特徴があって、抜けている情報もありますから必ず全てをブックマーク📖してこまめにチェックしたり、通知を受け取るなどでせっかくの募集を見逃さないようにしましょう。
またこの記事をご覧になっているあなたが大学生であれば、大学の共同研究室の掲示板に大学に届いた募集情報が掲示されていますから併せてチェックしてみてください。
【人事担当の方へ】
学芸員職の募集を出すことになったが、ホームページのほかにどこに案内を出せばよいか分からないという質問をよくいただきます。
わたしの体感では「学芸員募集の掲示板」がもっともよく閲覧されているように思います。可能であれば全てのサイトにご登録されることをおすすめします。
学芸員募集の掲示板
※2022年8月1日に掲示板サービスの終了に伴い、下記のサイトに移行したようです。
現役学芸員有志が立ち上げた掲示板だと以前の勤め先で聞いたことがあります。
正規•非正規問わず博物館や自治体の採用担当者が募集情報を掲載している活気のある掲示板です。
2年以上チェックし続けるといつも募集が出ている博物館も中にあることに気がつくと思います。その場合は採用枠が多く入れ替えが起きやすいか、不人気かのどちらかになりますから募集要項を見たり人に聞くなどして吟味するようにしましょう。
こむいん(学芸員募集)
こむいんには自治体が発表した正規職の学芸員募集のみが掲載されています。
ただし、自治体が博物館の運営を財団法人に委託している場合には、給与の出どころは自治体ですが、扱いが公務員ではなくなるのでこちらには掲載されません。
ゆえにすべての正規職員の情報が記載されているわけではないので、他のサイトも併せてチェックする必要があります。
サイトでは「学芸員」としか記載がないことが多いため自治体のリンクからどの分野の募集なのか確認しましょう。
公務in
株式会社pekoが運営する公務員の募集を掲載しているサイトです。
色合いとしては「こむいん」に似ています。自治体の人事担当者が投稿できます。
Internet Museum
こちらのサイトは地域や専門分野、雇用形態と詳細な絞り込みが可能です。
どちらかといえば非正規の募集をメインで探すときに使えるサイトです。
展示解説や受付といった学芸員資格はないが博物館での仕事に興味があるという学生さんや主婦の方に向いています。
将来学芸員になりたいと早くから考えている学生さんはこちらのサイトで博物館でのアルバイトを探すのがおすすめです。なぜなら博物館業務について理解を深めたり、現役の学芸員さんとコネクションを作りやすいので目標により近づけるのではないでしょうか。採用側としても少しでも実務経験があったほうがプラス評価できるからです。
実際わたしの知っている人でも大学院進学をせずに、早くからアルバイトや非常勤で経験を積んでいたおかげで正規職員になれた事例もあります。
Indeed」
よくCMでみる「仕事・バイト探しはIndeed」のIndeedです。
こちらも非常勤の募集が多いですが、神社の学芸員など少しかわった募集が時々出ています。
「学芸員」というキーワードで登録すると、募集内容にキーワードが含まれる募集を毎日メールで通知してくれるサービスがあります。
ただ「学芸」に反応してか東京学芸大学の近くの学芸員とは全く関係ないアルバイト情報や公民館の社会教育主事の募集、イベント会社の「学芸員資格のある方歓迎」など玉石混交といった印象です。
登録の優先度は低いですが、選択肢を広げる意味では使ってみるのもアリなのではないでしょうか。
コメント
一番初めに紹介された「学芸員募集の掲示板」ですが、現在は「学芸員就職課」という掲示板が後継として活動しているようです。
学芸員になろう管理人です。
更新させていただきました。
情報提供ありがとうございました。