☑️学芸員採用試験の流れについて解説

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Q:来年就活で学芸員採用試験を受験しようと考えています。採用試験全体の流れを教えてください。

A:出願した後、最長1次〜3次試験までの試験を受験、最後に合否発表があります。

学芸員採用試験の流れ

全体としては、次の表のように出願→1次試験 筆記試験→2次試験 集団討論→3次試験 個人面接→合否発表という流れになっています。

出願
1次試験 筆記試験
2次試験 集団討論
3次試験 個人面接
合否発表

なかには集団討論と個人面接を同日実施で行い、2次までの場合もあります。

なおそれぞれの試験の内容と対策方法については関連記事で詳しく解説しています。

受験者数が多いと想定される人気の博物館ですと受験者数を絞り込むために1次試験として書類選考がある場合もあります。

学芸員採用試験は選考に時間がかかる

3次選考まで及ぶ場合ですと、内定獲得までかなりの時間がかかる場合もあります。わたしが内定をもらったときは面接から3週間後に郵送で通知が来ました。

私の経験だと筆記試験を受験してから3ヶ月〜4ヶ月かかる自治体もありました。

不合格になったときの成績開示請求

不合格になった場合開示請求をすることができる自治体もあります。

開示請求の方法としては、

  1. 受験した自治体の役所で閲覧する。
  2. 郵送での開示

の2つありますが、ほとんどの自治体は1の自治体の役所でしか閲覧できません。まれに2の郵送での開示ができる自治体もあります。

学芸員採用試験は遠方高い交通費を支払って受験しにいく場合がほとんどですから、私の場合は1の方法で開示請求したことはありません。

どうせ合否通知を送るならその時に成績も一緒に開示してくれると親切ですが、この辺りは遠方からの受験者には優しくない仕組みになっています。

もし家から近い自治体を受験して不合格になったとしたら、積極的に開示請求をしましょう。

開示内容は教養試験•専門試験•集団討論•個人面接の全ての得点と順位でした。各試験の配点が分かる場合もありますので、不合格になった後も学芸員を目指すのであればその後の試験対策に必ず役立ちます。

 

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