学芸員になるために読んでおきたい書籍
学芸員になりたいけれど授業以外にどんな本を読んだらいいか分からない…。
今回はそんな方たちのために私が購入して読んだなかで以下の基準を元におすすめの書籍リストを作成しました。
- 学芸員としてスキルアップできる
- 学芸員試験に役立つ
- 博物館運営について理解を深められる
新博物館教科書シリーズ(学文社)
Ⅰ〜Ⅳ巻までの4冊のシリーズです。Ⅰは博物館概論と博物館資料論、Ⅱは博物館展示論と博物館教育論、Ⅲは博物館情報・メディア論と博物館経営論、Ⅳは博物館資料保存論と博物館実習論です。
学芸員課程の科目の中には先生の配布資料を元に授業を進める形式も多く、教科書を購入しなかった科目もあるかと思います。各巻いずれも文章量が多く、博物館学について高い知識や専門性を身につけたい方におすすめです。
授業前に読むものとしてはボリュームが多いので個人的には受講が一通り済んだ段階で復習用に読むのに適していると思います。定期試験対策やレポート作成にも役立つかと思います。
学芸員の現場で役立つ基礎と実践シリーズ(講談社)
博物館教育論・博物館資料保存論・博物館展示論の3冊シリーズです。
全ての巻において画像や図解が豊富で読みやすくなっています。こちらのシリーズは採用試験の専門試験対策で特に役立ちました。
上記の「新博物館学教科書シリーズ」とどちらも持っておいて損はないですが、金銭的に余裕はないが一通り教科書を揃えておきたい場合はこちらの「学芸員の現場で役立つ基礎と実践シリーズ」を推奨します。
学芸員の仕事
博物館展示の理論と実践
目次
はじめに
第1章 展示とは何か
第2章 博物館における学び
第3章 展示空間の構成
第4章 展示の芸術性・物語性
第5章 展示の科学
第6章 展示の解説と造型
第7章 展示照明
第8章 展示評価の現状と課題
第9章 さまざまな博物館の展示
参考文献
おわりに
本書は
博物館資料取り扱いガイドブック
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