☑️【学芸員採用試験】集団討論の議論するテーマと対策について解説します

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集団討論とは

集団討論は筆記試験を突破した後に実施される試験です。

一般行政等別の職種の人たちと学芸員職のみの2パターンがありました。

おおまかな流れとしては、

  1. お題の提示と意見を各自で意見をまとめる時間
  2. 全体での議論
  3. まとめの時間
  4. 発表の時間

といったタイムスケジュールになっています。

役割分担としては司会・タイムキーパー・書記・発表者といった役割があります。自分がどの役割を申し出るかあらかじめ考えておきましょう。

議論するテーマと対策

議論するテーマ

職種がごちゃ混ぜの場合は一般行政職基準でその自治体が抱えている課題「人口減少」「少子高齢化」「財源減少」などのテーマで議論をします。

学芸員職のみの場合は「文化財の活用」がテーマでした。この文化財の活用というテーマは専門試験、集団討論、個人面接とどの試験形態でも問われることが多いです。そのため準備として受験する自治体にどのような文化財があるか文化財課のホームページ等で確認しておくのがおすすめです。

特に古い街並み、城、寺社など地域のランドマークとなる建築文化財はよくチェックしておきましょう。駅の観光案内所で観光マップをもらっておくといいと思います。

斬新なアイディアは必要ない

何度かか集団討論をして分かったのは「斬新なアイディアはいらない」ということです。例えばよく出る案としてバスツアーがありますが、バスツアーはどのように実施するのか、メリット・デメリットなどを上手く説明することのほうが重要です。

集団討論で意見を出す時のポイント

  1. 意見は重複しがちなので発言は積極的にする。
  2. 反対意見は出さず他の人の意見を補足するような意見を出す。
  3. 自分ばかり話さないようにする。

司会はやらないほうがいい?

〈よくある質問〉
Q:司会をすると落ちるのは本当でしょうか?
A:民間企業ののディベートだと司会を名乗りでることは「でしゃばり」として捉えられてマイナス評価になるという意見もあるのはたしかです。

学芸員試験ではわたしの経験の範疇ですが、実際司会を務めた方がわたしが不合格だった試験で合格しているのをみていますし、わたしが司会を務めた試験は不合格でしたが次点でした(このときの不合格の要因は個人面接)。

ですので全体をまとめつつ自分の意見も言えるようであれば、司会はやっても損ではないと思います。もし集団討論がはじめてなのであれば、一般参加かタイムキーパー・書記・発表係を申し出ても良いのではないでしょうか。